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ダイソーのモバイルバッテリー、充電不能に
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     ダイソーのモバイルバッテリー(¥300- タイプ)の充放電試験を行っています。最初に購入した No.1 は今朝、11回目の充放電試験で放電が停止(300mAh)。充電不能の状態になってしまいました。バッテリーの内部抵抗は2Ω以上ある様で計測不能でした。最初に購入したモバイルバッテリーは不良品だった様です。

     

    ● 追加で購入した三台

     

     昨日のブログで紹介したよう、追加で三台購入し充放電試験を行って見ました。その結果を次に紹介します。

     上が放電容量と放電電圧の関係で、下が放電容量と内部抵抗の関係を示したグラフです。No.1 は最初に購入し、現在充電不能になっているバッテリーで、No.1 のグラフは10回目の放電結果になります。 No.2,3,4 は追加で購入したモバイルバッテリーの放電試験結果になります。

     

     グラフを見て分かるよう No.1 だけ異常に高い内部抵抗を示しています。これに対し追加で購入した三台の内部抵抗は 100mΩ以下で、内部抵抗の異様な変動も無く標準的な 18650 でした。よって最初に購入したモバイルバッテリーは残念ながら不良品で、内部抵抗が高かったのは壊れる前兆だったのかも知れません。

     

    ● 購入直後に不良品と判別できるか?

     

     運悪く最初の1台で不良品と思われるモバイルバッテリーを買ってしまいました(確率低いと思うのですが)。私の場合、バッテリーの内部抵抗を測定する装置を持っていたので、何か変だと言うことが判ったのですが(充電不能になるとは思わなかった)。一般のユーザーは購入直後に不良品であることが判るでしょうか。

     

     一般ユーザーは実際に使って見て充電できるかどうかで判断すると思います。マニアなら USB電流電圧チェッカーを使うかも知れません。でも上のグラフで判るよう、No.1(不良品)の放電容量は 1800mAh 台であり、 USB電流電圧チェッカーを使っても不良品であるとは判断できないと思います。逆に容量が少ない No.4 を不良品だと思ってしまう可能性があります(*1)。

     

    *1:No.4 は明らかに容量が少ないです。でも、充電不足であった可能性も捨てきれません。No.4 に関しては充放電を繰り返し確認しようかと思っています。

     

     購入したモバイルバッテリーが不良品かどうか、残念ながら簡単に判別する方法が思いつきません(USB 出力に1A近く流れる、例えば USB ライトを接続し点灯時間を調べれば判るかも)。運が悪かったと諦める!

     

    ● 電子回路の組込電源

     

     モバイルバッテリーから取り外した 18650 を電子回路の組込電源として使う。No.1 の充放電試験で諦めていたのですが、No.1 が不良品ということが判ったので、他のは使える可能性が出てきました。ただ、4台のうち No.2 と No.3 は使えそうですが No.4 はまだ不明。

     

     4台中の2台が不良品だとすると 18650 一本あたりの値段が600円(新品が購入できる価格)となります。新品を購入した方が良いかも知れません。

     

    ● アップコンバーター

     

     ダイソーのモバイルバッテリーにはスイッチがありません。出力端子の状態を見て出力をするかどうか判定している様です。出力中でも一旦出力を止める様で電源(出力)にノイズが入ります。電子回路側に大きなコンデンサーを入れ平滑化すれば大丈夫と思いますが、電子回路によっては電源側の影響が残る可能性があります。

     

     それから充電用のマイクロUSB端子と出力のUSB端子がスルーになっているので充電しながら電子回路を使うと問題が生じる可能性もあります。

     

    以上

    | 電子工作 | 12:07 | comments(0) | - |
    ダイソーのモバイルバッテリー
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       ダイソーのモバイルバッテリーに入っているリチウムイオンバッテリー(18650)の件ですが、内部抵抗が 500mΩというのはやっぱり異常です。気になって交流式(1KHz)の内部抵抗測定を計測して見たら、接続直後は 290mΩなのですが、数分接続していると 367mΩにまで上昇します。交流式で計測した内部抵抗は直流式より小さな値になりますが、普通は 100mΩ以下です。また計測値も数秒で安定するので、その点も異常。

       

       考えて見たら、確かめているバッテリーは一個だけ。たまたま変なバッテリーに当たってしまった可能性も捨て切れません(そんな偶然、あるのでしょうか?)。そんな訳で、追加で購入し確かめて見ました。No.1 は 18650 を最初に取り出し充放電試験を繰り返している物。No.2 と No.3 は分解せず充放電を行って見ました。 No.4 は No.1 と同じように分解し 18650 を取り出し充放電試験を行う予定です。

       

       さて、No.4 から取り出した 18650 ですが、購入時の状態で交流式(1KHz)の内部抵抗測定を計測して見ました。結果、68mΩと抵抗が低く数値も安定しています。直流式で計測すると 98mΩでした。 No.1 と全く異なる結果です。やはり、 No.1 は最初から変なバッテリーだったんでしょうか。

       

       No.2 は分解せず、USB ライトで完全に放電させてからフル充電を実行。USB 充電で 2029mAh でした。フル充電後に消費電流 0.2A の USBライト(0.2A)を接続し放電させます。最終の放電容量は 1210mAh (5V出力)でした。バッテリーの公称容量は 3.7V で 2000mAh ですから 7.4Wh です。放電した電気量は 5V で 1210mAh ですから 6.05Wh 。よって変換効率は 81% ということになります。 3.7V から 5V を作るステップアップコンバータ、最初は効率 70% 位と思っていたのですが 80% 以上ある高性能の物だったようです。エネルギー効率(充電エネルギーと放電エネルギーの比率)を考えると、充電に 5V 2029mAh なので 10.1Wh です。出力が 6.05Wh なので約60%の効率ということになります。エネルギー効率で60%は中々の物だと思います。

       

       同じように No.3 は負荷を変えて試して見ました。No.3は購入した状態からフル充電し、消費電流 0.6A の電球型 USB ライトを接続しました。最終の放電容量は 1220mAh で 6.1Wh でした。よって効率は 82% となります。No.3 は No.2 と同じでモバイルバッテリーとしては悪くない性能です。

       

       となれば、最初に分解し 18650 を取り出した No.1 が非常に怪しいですね。No.1 の放電で取り出せた電力量は10回の放電の平均で 6.3Wh でした。No.2、No.3 の放電エネルギーは No.1 より少ないですが、 5V に変換後の放電エネルギーなのこんな物だと思います。容量は No.1,2,3 ほぼ同じ程度で、 No.1 は内部抵抗だけが異常に高い電池ということになります。たまたま変なバッテリーに当たってしまったのでしょうか。

       

       No.2,3,4 で放電試験を行い No.1 との比較をして見たいと思っています。

       

      以上

       

      P.S.

       ブログに写真がないと寂しいですね。そこで No.2 の USB ライトを使った放電試験の様子をあげておきます。

       奥に写っているのが放電試験中の様子。USB ライトの消費電流は 0.18〜0.22A(電圧で変化)の物。USB電流電圧チェッカーで計測しています。手前にあるのがポットウォーマー。モカをエスプレッソコーヒメーカーで入れています。ミルクで割っているのでエスプレッソではなくアメリカン(?)かな。いつもはアルコールランプで保温しているのですが、気分でロウソクを使っています。このロウソクは芯が細いので炎が小さく保温には最適。

      | 電子工作 | 20:07 | comments(0) | - |
      モバイルバッテリー用のスタンド作成
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         ダイソーのモバイルバッテリー(¥300) から取り外した 18650 の放電試験を繰り返している。これまで経験した事がない放電特性を持っているので良い経験だと思っている。でもせっかく購入したモバイルバッテリーなので使い道を考えねば。と言うことでライトスタンドを作って見た。

         USB ライトが有ったので、これをモバイルバッテリーに接続して終わり。そのままだと座りが悪いので写真のようにモバイルバッテリーを固定するホルダー(スタンドかな?)を3Dプリンターで造形。実際に使うかどうかは別にして気に入っている(このライトを使う状況が想像できない)。USB ライトの消費電流は 5V で 200mA 弱なので、5〜6時間は保ってくれるのではないかと思う。

         

        ● 8回目の放電試験結果

         

         8回目の放電試験もフル充電から7時間後に実行(1日一回のルーチンになっている)。その結果を、下のグラフに示す。

         

         

         回数が7回を超えたので表示する色が無くなってしまった。そこで8回目の放電試験結果は●で表示(黒細線は1回目の放電試験結果なので)。

         

         今回は、一ヶ所だけ内部抵抗のジャンプを観測している(7回目の放電試験では見られなかった)。でも、充放電を繰り返す毎に滑らかな変動になっているのは確か。やはり、充放電を繰り返すことでエイジングの効果が出てきているのだろう。エイジングは1〜2回で十分と聞いた事があるが、何故にこんなに充放電回数が必要なのか解らない。

         

         電池の内部抵抗は依然として高い。平均で 500mΩは経験した事がない......と、メモを調べて見たら有りました。カラス撃退用に購入したレーザーポインター。それに付属していた 3000mAh 表示の 18650 が 300mΩを超えていました。この 18650 の実際の容量は 250〜300mAh の紛い物。バッテリーケースに残っていないことを考えると廃棄したのではないかと思います(記憶があやふや)。

         

         8回の充放電で内部抵抗のジャンプを除けば、電池が発熱するわけでもなく、とりあえず使えています。無駄な充放電(無駄な時間)を繰り返し様子を見て行くのも面白いかも(継続は力なり!)。

         

        以上

         

        P.S.

         放電試験結果のデータ処理には CalendarMemo を使っています。

         これは8回目の放電試験結果を処理している所のページ。CalendarMemo はエディタにプログラミング機能があるので、写真のように、メモにプログラムを書いて実行すると結果がメモに挿入されます(上記例ではグラフ)。まだ公開しているので試して見てはいかがでしょうか。一応、HighSierra でも使えています。ソースが古いのでコンパイルできず、いつかは使えなくなると思います。

         

         あれ、ここで CalendarMemo を紹介するのは初めてかな?

         

        | 電子工作 | 06:45 | comments(0) | - |
        ポットウォーマーの紹介
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           寒くなってきましたね。ファンヒーターを使っているのですが、体が慣れていないせいか寒く感じます。それにここ数日、ダイソーのモバイルバッテリーから取出したリチウムイオンバッテリー(18650)の放電試験をしているせいで、朝はファンヒーターを使っていないんです。

           

           室温条件を変える試験ができるのは今頃の季節から。何せ冬なら室温を0℃近くから 30℃近くまで変えることができます(夏にクーラーを使っても、下げれるのは数℃程度)。

           

           話が逸れてしまいました。放電試験中は部屋を寒くしているのでコーヒーを飲んで暖をとっています。でも、寒いのでコーヒーは直ぐに冷めてしまいます。そこで使うのがポットウォーマー。今日二つ目のブログとして自作(?)のポットウォーマーを紹介します。

           

           

           写真左は、ダイソーから購入した排水口のゴミ受けを使ったポットウォーマー。ゴミ受けを逆さまにしただけで無加工なので自作とは言えませんが、ロウソクで温めています。あまり大きく無いのでカップを置くと少々不安定。

           

           写真中央は、これもダイソーで見つけた箸やオタマを立てかけて置く道具。アルコールバーナー用の五徳として使っています。アルコールバーナーの代わりにロウソクを使えばポットウォーマーになるだろうと試して見ました。この五徳、写真右の様に上が網になっているのでカップを置いても安定しています。

           

           使っているロウソクは空缶を切って作った物。芯にカーボンフェルトを使っているので芯が燃えて短くなることはありません。ロウが少なくなれば、ロウの塊を炎の脇に置いて置くだけでロウの継ぎ足し可能。燃料にロウを使うと消した後に白い煙が上がり、あまり良いものではありません。それにロウを使うと部屋の中がロウ臭いと言うかギトギトすると言うか、なんか変です(部屋で焼肉をした後の様な感じ)。

           

           

           そんな訳で、いつも使うのは2枚目の写真左のアルコールランプ。アルコールランプならロウソクの様な匂いがしないので気楽に使えます。芯をできるだけ短くすると火力も弱くポットウォーマーには最適。アルコールなので炎が見えないのが欠点ですが。

           

           2枚目右は、アルコールの代わりに灯油を使った灯油ランプを使ったポットウォーマー。芯を四本にし、数を変えて火力調節できるだろうと試して見た物。ポットウォーマーに火力調整は不要なので試しただけで使っていません。それに不完全燃焼しやすく、カップの底が黒くなります(これはロウソクでも同じ)。

           

           試したポットウォーマーを色々紹介しましたが、いつも使っているポットウォーマーはアルコールランプを使った物になります(2枚目の写真左)。欲を言えば、もう少し背が低いのが良いですね。

           

           

           3枚目の写真はオマケ、ポットウォーマーではありませんが、アルコールバーナーで使っている五徳です。材料は1枚目の写真右と同じ物。風除けとしてステンレス板を追加しています。上下逆さまにするとアルコールバーナー用の五徳になります。

           

          以上

          | 雑文 | 10:24 | comments(0) | - |
          ダイソーのモバイルバッテリー、7回目の放電試験
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             ダイソーのモバイルバッテリーから取出したリチウムイオンバッテリー(18650) の放電試験をしています。放電中の内部抵抗の変化で、フル充電後にしばらく放置した場合に内部抵抗が急激に大きくなる現象に興味をもち、充放電を繰り返しています。今日は7回目の放電試験の結果を紹介します。

             

             バッテリーは夜にフル充電し、7時間経過後の朝に放電試験を行いました。その結果は、

             

            の様になってしまいました。左が7回目の放電試験の結果で、右が7回分の放電試験のデータを合成した結果です。7回目の放電試験は黄色になります。

             

             今回は充電後に約7時間放置していたのに、結果は内部抵抗のジャンプもなく綺麗な典型的な放電特性でした。予想では、バッテリーの温度が下がれば放電時に内部抵抗が急激に上昇する現象が観測されるはずだったのですが。なぜか今回はジャンプしません。室温も 15〜16℃と、これまで最低だったにも関わらずです。ハッキリ言って訳が判らなくなりました。7回も充放電を繰り返したのでエイジングの効果が現れているのでしょうか。次の充放電で確認しないといけませんね(そろそろ飽きてきた)。

             

            ● 内部抵抗が過去最高

             

             今回の放電試験、室温が15〜16℃と過去最低の条件で実施しています。その為か、バッテリーの内部抵抗は過去最高を記録し、放電直後は 700mΩに迫る大きさです。もうマンガン電池ですね。ハッキリ言って異常を通り越し、変なバッテリーだと思います。

             

             このグラフは室温と放電直後の内部抵抗の関係を示したグラフです。内部抵抗は放電開始から30秒間の平均値です。見て分かるよう、室温と内部抵抗の間には負の相関が見られます(室温が上がると内部抵抗は小さくなる)。例えば、室温15℃では1A 流すと 0.6V の電圧降下で 0.6W の電力を消費する事になる。もし2Aなら 1.2V の電圧降下で 2.4W の電力消費になってしまいます。内部抵抗で消費される電力は熱に変わるので外部にエネルギーとして取出せないので、放電容量が少なくなってしまいます。

             充電直後に放電試験を行ったデータを赤線で囲っていますが、バッテリー放置の有無で大きな違いは無いようです。

             

            ● 室温と取出せる電力量

             室温とバッテリーから取出した電力量の関係を上のグラフに示しています(色は1枚目右のグラフと同じ)。室温と取出せる電力量の関係は正の相関が見られます。充電後に放置してもしなくても、取り出せる電力量には大きな影響はなく室温に依存する傾向がある様です。寒い部屋でモバイルバッテリーを使うと、あまり充電できないと言う事ですね。モバイルバッテリーを使うなら暖かい所で行うか、モバイルバッテリーを温めてから使う様にしましょう。

             

            ● ダイソーの 18650

             

             7回目の放電試験では、何故か期待していた放電時の内部抵抗のジャンプが見られませんでした。そんな訳で、内部抵抗のジャンプを発生させる条件が確定できません。次の放電試験ではどうなるんでしょうかね。

             

             それにしても、ダイソーのモバイルバッテリーから取出した 18650 の内部抵抗の高さには驚きです。10年以上使い容量が半分になった 18650 でも内部抵抗は 200〜300mΩです。それに比べ 600mΩは異常ですね(しかも新品)。インターネットで検索するとダイソーのモバイルバッテリーから 18650 を取出してフラッシュライトに使っている方がいますが、大電流を使う明るいフラッシュライトでは直ぐに暗くなるのではと思います。私なら消費電流が少ないレーザーポインターで使うと思います(カラス撃退用)。

             

            以上

            | 電子工作 | 09:39 | comments(0) | - |
            18650 の放電試験:接触不良では無かった
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               ダイソーのモバイルバッテリーから取り外した 18650 の放電試験を行っています。前回まで5回の放電試験を行いました。その中で、3回目・4回目の放電試験結果が異常な値を示したので放電試験装置の接触不良を疑った訳です。ただ、異常値を示すデータが得られた放電試験には共通性があり。フル充電から7〜8時間放置し、それから放電試験を行った物です。

               

               そこで、6回目の放電試験は、フル充電後に7時間放置し、それから放電試験を行って見ることにしました。

               

               6回の放電試験の結果を上記グラフに示します。このグラフは1回目から6回目までの全部のグラフを合成して表示したものです。上が放電容量と放電電圧の関係、下が放電容量と内部抵抗の関係になります。ちなみに、放電試験は1Aを4秒間、0.5Aを1秒間流し、それぞれの電圧の差から内部抵抗を計算しています。

               

               さて、肝心の6回目の放電試験結果はピンク色のグラフになります。その他のグラフは、細線がフル充電終了後すぐに放電試験を開始したもの。●が重なって太く見えるのが、フル充電後に7〜8時間放置し、それから放電試験を行ったものです。それから、1回目の放電試験は黒細線で、満充電ですが継ぎ足し充電終了直後に放電試験を行っています(他と条件が若干違う)。

               

              ● 接触不良では無さそう

               

               内部抵抗の下グラフを見て判るよう、接触不良を疑ったデータは太く表示されたグラフの方で、フル充電後に7〜8時間放置してから放電試験を行ったものです。フル充電後直ちに放電試験を行った細線では1回目の放電試験以外は接触不良のようなデータは見られません。

               

               と言う事は、異常に見えるデータは接触不良ではなくダイソーのモバイルバッテリーから取り外した 18650 の放電結果と言うことになります。また異常データを示すのが充電後数時間放置していた場合にのみ見られるます。

               

              ● 充電後数時間放置すると

               

               フル充電完了直後にはバッテリー温度が上昇しています(充電は吸熱反応なのに変ですね)。充電直後に放電試験を行うと言う事はバッテリーの温度が高い状態で放電試験を行うことになります。

               

               温度が高いと電池の内部抵抗は小さくなります。放電は発熱反応なので放電試験中、バッテリーは発熱しているので更に温度が上昇し内部抵抗は更に小さくなります。上記グラフの細線データはフル充電直後に放電試験を実施しているので、総じて内部抵抗は低く 300mΩ前後です(それでも普通の 18650 の倍以上)。

               

               

               さて、フル充電後に数時間放置すると、どうなるんでしょうか。少なくても数時間放置するとバッテリーは室温まで下がります。バッテリーの温度が低いと内部抵抗は高くなります。グラフ太線はフル充電から7〜8時間放置し、それから放電試験を実施したデータです。総じて内部抵抗が高いのが判ります。特にピンクの6回目の放電試験では放電直後700mΩ近くまであります。今日の朝、寒い部屋で放電試験を実施したためだと思います。

               

              ● バッテリー温度が低いと

               

               バッテリーの放電試験でバッテリーの温度が低いと内部抵抗が大きくなるのは判ります。でも何故に内部抵抗が突然に大きくなるのか、これが判りません。面白い事に、横軸の放電容量のほぼ特定の位置で内部抵抗がジャンプしている事です。例えば放電容量 200mAh 付近のピンクとブルーのグラフでジャンプしています。また放電容量 1600mAh 付近ではピンクとグリーンのグラフでジャンプしています。その他、詳しく見ると内部抵抗の異様な変動は放電容量のほぼ特定の位置で起こっているように見えてきます。

               

               電極物質が均等に塗布されておらず、電極物質が特定の厚さまで減った時に内部抵抗が上昇するような現象(化学反応)が生じるのではないでしょうか(まるでUFO番組の説明みたい)。またバッテリー自体の温度が低くなると、その現象(内部抵抗のジャンプ)が顕著に現れ放電装置の接触不良に見えてしまうのではないかと思います(妄想だな!)。

               

              ● これまで内部抵抗のジャンプは経験がない

               

               これまで 18650 バッテリーの放電試験は相当な数こなしてきました(まだ100回は行ってないと思うが)。でも今回のような内部抵抗のジャンプ変動は経験したことがありません(古くなった18650 で細かな振動は観測されている)。なので、このバッテリーは異常かと聞かれたら異常ですと答えます。使って大丈なのかと聞かれれば、まだリチュウムイオンバッテリーで発火トラブルを経験したことが無いだけに、判らないとしか言えません。

               

               まだダイソーのモバイルバッテリーで発火トラブルが有ったと言う記事が無いので、大丈夫じゃ無いかな〜ってな感じで使い続けると思います(多分、注意して使うと思います)。

               

              ● 内部抵抗が高いと

               

               ダイソーのモバイルバッテリーの最大出力は5V1Aのようです。電源のバッテリー(18650)の電圧は平均で 3.7V なので昇圧回路を使って5Vにアップコンバートしています。昇圧回路の効率は判りませんが 70% 位だとバッテリーには2A近い電流が流れるでしょう。

               

               バッテリーの内部抵抗を 500mΩとすると2A流れるので1Vの電圧降下が発生し2Wの電力が消費(発熱)します。この2Wは意外に大きく長時間使っているとバッテリーの温度はかなり高くなると予想されます。最大出力で使うのは止めた方が良いと思います。特に低温では使用直後に一番抵抗が大きいので注意すべきかと。その後はバッテリー温度が上昇するので内部抵抗は小さくなるので大丈夫かも。でもバッテリーの残りが少なくなってくると発熱しているにも関わらず内部抵抗が高くなり、またバッテリー電圧が低くなっているので5V1Aを維持するため電流は増加し内部抵抗で消費される電力は多くなるでしょう。その時もバッテリーは高温になり注意すべきかも。

               

               ちなみに USB 機器は最大 500mA なので、多分普通のUSB機器の充電は 500mA 以下だと思います。同じように内部抵抗で消費される電力を計算すると 0.5Ωx0.5Ax0.5A で 0.125W となり、バッテリーはあまり熱くならないと思います。ダイソーのモバイルバッテリーは普通のUSB機器で 500mA 以下の物に使った方が安心だと思います。

               

              ● 結局のところ

               

               ダイソーのモバイルバッテリーは安心して使えるかどうかは判らないままです。まあ、初めての経験だけに、私的には面白い対象なので、これからも続けて色々と試してみようかと思っています(結局、使う事になるのか)。あまり寒く無い部屋で、小型の装置に使う分には問題ないかも。

               

              以上

               

              P.S.

               ダイソーのモバイルバッテリーから取り出した 18650 を自作の電子機器の組み込み電源に使うのは中止ですね! 残念

               

              | 電子工作 | 10:33 | comments(0) | - |
              ダイソーのモバイルバッテリーはエイジングをしていない可能性がある
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                 昨日のブログで、ダイソーのモバイルバッテリーに使われているリチウムイオンバッテリー(18650) の放電電圧特性と内部抵抗の変化を紹介しました。内部抵抗が高く異常な変動を示すので製造工程の問題かもしれないと書いてしまったのですが。でも、放電試験を繰り返すと面白いことが見えてきています。

                 

                ● 充放電を繰り返すと内部抵抗の変動が滑らかになる

                 上のグラフは放電容量と放電電圧の関係を示したグラフ。下は放電容量と内部抵抗の関係を示したグラフです。1回目と2回目、そして5回目の放電試験の結果を合成して表示しています。見て判るよう、放電容量に大きな違いはありません。しかし内部抵抗の変動は充放電を繰り返すと次第に滑らかになっています。最後の5回目(緑)では、放電中における内部抵抗の変化は普通のリチウムイオンバッテリーとほぼ同じパターンです。

                 

                ● エイジングが不十分?

                 

                 リチュウムイオンバッテリーは出荷前にエイジングを行っているはず。しかし、充放電を繰り返すと(まだ5回ですが)いつも見る特性に。これから言えることは、ダイソーのモバイルバッテリーに使われているリチウムイオンバッテリー(18650) はエイジングをしないで出荷された物か、エイジングが不十分な状態で出荷された物の可能性があるのかもしれません。

                 

                 出荷前にはエイジング後にスクリーニングを行い不良品を弾くはず。ですがエイジングが不十分であればスクリーニングに意味がありません。いや、スクリーニングをやっていないのでしょうか?

                 

                ● 3回目と4回目のグラフが無い理由

                 

                 上のグラフで、何で3回目と4回目のグラフが無いのか、と疑問に思っている方もいると思います。実は上記グラフはフル充電した直後に放電試験を行っているデータを使っています。しかし、3回目と4回目はフル充電から7〜8時間後に放電試験を行っているデータです。そんな訳で、同じ条件の1・2・5回目の放電試験の結果だけを表示しています(都合の良いデータだけを表示しているとも言える!)。

                 

                 

                 で、3回目と4回目のグラフですが。実は放電試験で電極に接触不良があったかもしれない変な異常な変動を示すデータ何です。ちなみに、異常なデータとは

                の様なグラフです。下の青矢印で示される所で内部抵抗が跳ね上がっています。測定装置の接触不良(自作の装置なので)の可能性もあり悩んでいるデータな訳です。ただ、気になるのは3回目と4回目は、それぞれフル充電から8時間後・7時間後に放電試験を行っているという共通性があり。また、1回目はフル充電直後に放電試験を行っているが、充電量は500mAhも無かったように思う(気にしていなかったので記録なし)。よって1回目は継ぎ足し充電の状態からの放電試験と、条件が若干違う問題があります。

                 

                 これを確認する意味で、6回目はフル充電後に8時間ほど放置してから放電試験をしようかと思っています。

                 

                ● 結論

                 

                 はっきり言って、まだよく分かりません。まあ、判ったのはダイソーのモバイルバッテリーに使われているリチウムイオンバッテリー(18650) は内部抵抗が大きいと言う事くらいでしょうか。

                 

                以上(異常)です。

                 

                P.S.

                 モバイルバッテリーに書いている容量(mAh)って何なんですかね? モバイルバッテリーに使われているバッテリーの容量らしいのですが、使う方からすると 5V 出力での容量(mAh)で表示してくれた方が嬉しいのですが。まあモバイルバッテリーを使って充電する対象が同じリチウムイオンバッテリーなので良いのかもしれませんが。できるなら電力量の Wh で表示してもらいたい所ですね。

                 YouTube でモバイルバッテリーのテストをUSB電流電圧チェッカーで行い、容量が小さいと文句を言っている方がいますが。3.7V を 5V に昇圧しているし、変換効率もあるので、USB電流電圧チェッカーで測ったら表記の半分程度になると思います。

                | 電子工作 | 13:08 | comments(0) | - |
                ダイソーのモバイルバッテリー(¥300-)
                0

                   ダイソーに買い物に行ったら 2000mAh のモバイルバッテリー(¥300-)を見つけました。 2000mAh でこの大きさですからリチュウムイオン充電池が使われているはず。形状からして 18650 が有力だろうと。早速、分解して見ました。

                   1枚目の写真が分解した時の様子です。予想の通り 18650 が入っています。バッテリーには 3.7V 2000mAh と書いていますね。左側のボードは充電回路と5Vへ昇圧するアップコンバーターですね。18650 を一本購入すると、安い物でも ¥300〜¥500 はするのでお買い得だと思います。更に充電回路とアップコンバータ付きのボード込みなので格安。しかもマイクロBのUSBコード付きなので.....ずるっ   これだけで電子回路の組み込み電源に使えそうです。

                   

                  ● 容量は?

                   

                   こんなに安い 18650、バッテリーの性能が不安です。早速、放電試験を行い放電容量と内部抵抗を計測して見ました。使った装置は自作の物で過去ログにあります。直流式の放電試験で1Aを4秒間流し、次に0.5Aを1秒間流し、その電圧降下から電池の内部抵抗を計算しています。平均放電電流は 0.9A になります。

                   2枚目の画像は放電試験結果です。上が放電容量と放電電圧のグラフ。下が放電容量と内部抵抗のグラフになります。1A負荷で電池電圧が 2.8V になるまで放電を続けています。その結果、放電容量は 1882mAh でした。 このバッテリーの公称容量は 2000mAh ですが若干少ない様です。まあ、1A 負荷なので若干早めに放電終了になってしまったのではと思います。放電電流がもう少し少なければ 2000mAh を超えるのではと思います。バッテリーの容量は問題ないと思います。

                   

                  ● 内部抵抗

                   

                   このバッテリーの放電試験をして一番に驚いたのが内部抵抗の高さです。私が普段使っている 18650 の直流内部抵抗は 100mΩから高くても 200mΩの間です。内部抵抗が 200mΩを超えたら容量が半分以下になっているので廃棄する様にしています。

                   

                   ところが、ダイソーのモバイルバッテリーに使われている 18650 は 280mΩから最高で600mΩもあります。これ程内部抵抗が大きい 18650 は初めてです。

                   

                   中古で購入したラップトップPC(FMV−830NU 12年以上前の物)のバッテリーパックに入っていた 18650 の放電試験結果と比べても特異な放電電圧特性を持ち、内部抵抗も不規則に変動しています。何故にこの様な不規則な変化を示すのか、想像ですが、電池シートが綺麗に均等に巻かれず、場所によって厚みが異なるのではないでしょうか。そのため放電時の化学反応で生じたイオン物質が移動するに距離が違い色々な変動が生じるのではないでしょうか(あくまでも私の想像で確証はありません)。

                   

                  ● このモバイルバッテリーは使えるのか?

                   

                   放電特性は何と無く似たグラフを見たことがありますが、この様な放電中の内部抵抗の変動は初めての経験です。10年以上使ったバッテリーでさえもう少し綺麗なグラフで内部抵抗もこんなには高くありません。私はまだリチュウムイオンバッテリーで発火などのトラブルを経験していないので何とも言えませんが、このバッテリーを(単体で別の用途に)使うに躊躇してしまいます。

                   

                   そんな訳で、バッテリー単体としてではなく、モバイルバッテリーとしてしばらく使い様子を見てみようかと思っています(少し引いています)。

                   

                  以上

                  | 電子工作 | 18:07 | comments(0) | - |
                  幽霊貨物が秋田まで届いているようだ(DHT EXPRESS)
                  0

                     Amazon にパラコードを注文したら、何故か強制返金。理由が「アカウントの調整」で理解不明。

                    ---------------------------------------------------

                    Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。

                    ご注文(注文番号:???-???????-???????)に対して、GUIWU LTDからお客様へ¥351の返金処理が完了しましたので、ご連絡いたします。
                    この返金は以下の商品に対する返金です。

                       商品: パラシュートコード,SODIAL(R)パラシュートコードロープ、虹の色- 7ストランド、550ポンド、100フィート
                       個数: 1
                       ASIN: ?????????
                       理由: アカウントの調整
                       返金の詳細は以下の通りです。
                           商品の小計: ¥351
                    以下に返金いたします。

                    ---------------------------------------------------

                     以前にも同じことがあり、どうも私の顧客情報を盗むのが目的の様です。Amazon の買い物にはギフトカードしか使っていないので個人情報を抜かれても大きな影響はないと思っていますが、気持ちが悪いですね。

                     

                     で本題ですが。注文が取り消されたにも関わらず、この注文はいまだに Amazon の注文欄に有り、追跡情報の確認ができるんです。面白いな〜と追跡してみると

                     

                     

                     の様に表示されます。既に取り消された貨物が追跡可能で、しかも秋田に届いているんです。変ですね。

                     

                     可能性として2つあると思うんです。(1)注文は何故か強制的に取り消されたにも関わらず品物は DHT express で送られ、届けられようとしている状態。(2) DHT express のトラッキングサービスは実際のトラッキングをしている訳じゃなく、仮想のトラッキング状況をシミュレーションし、それを表示している。この2つじゃないかと思います。

                     

                     仮に今回の状況が前者(1)であった場合、強制的に注文取消しにあった品物が届いたらAmazonに返品をどうするか問い合わせなければいけないし(面倒)。後者(2)であれば DHT express のトラッキングサービスは全くアテにならない運送業者と言うことになり、別に注文している物(運送業者がDHT express)もいつ届くか判らないことになります。

                     

                     この様に Amazon での買い物、色々と楽しませてもらっています。

                     

                    以上

                    | 雑文 | 09:50 | comments(0) | - |
                    XYZware のアップデートでトラブル
                    0

                       使っている3Dプリンターは XYZprinting 社の初期モデル。壊れたら買い換えようと思っているのですが、なかなか壊れません。なので未だに使い続けている状態。スライサーと転送は XYZware です(標準物かな)。最近、 XYZware を使っていると最新のアップデータがあるとの鬱陶しい表示が頻発。

                       

                      ● アップデートで3Dプリンターが使えない!

                       

                       つい根負けし、XYZware をアップデートすることに。アプリのダウンロードは問題なく出来、インストールもアプリをアプリケーションフォルダーに入れるだけ。最新の XYZware を起動し、ログイン画面からサインアップ。前のバージョンでサインアップなんて有ったかな〜と思いながら実行。で、サインアップ画面から先に進みません。

                       

                       おかしいな〜と思い、iMac から chrome で support.xyzprinting.com にアクセスしたらTimeOut。なんとサポートに接続できない状態になってしまいました。iMac のファイヤーウォール をオフにしても接続できません。hosts ファイルを見ても、特に xyzprinting 関連のサイトのブロックは書いていません。 iPad や Windows 7 、MacBookAir からは問題なく接続できるのでルータでブロックしている訳ではなさそう。この iMac どうしちゃったんでしょう?

                       

                      ● 解決策は......判らない

                       

                       XYZware のサインアップから先に進まないので前のバージョンに戻し実行。なんと前バージョンに戻してもサインアップ画面が出て、先に進みません。完全に3Dプリンターが使えない状態になってしまいました。

                       

                       サインアップの ID とパスワードが間違っている可能性も考えられるので再度登録。それでも XYZware はサインアップできません。PrivateEye で XYZware がアクセスしている所を調べたら2つとも香港にありました。ping は通りません。Wireshark でパケットを調べたら ACK が帰ってくるのですが、その後なんの音沙汰もなしで TimeOut(-1001 エラー)になります。これは chrome や safari でも同じで support.xyzprinting.com から応答が無い状態。

                       

                       iPad や Windows 7 、MacBookAir からは support.xyzprinting.com に問題なく接続できるので iMac だけの問題なんでしょう。

                       

                      ● 元に戻す

                       

                       結局解決策は見つからず、元のバージョンに戻すことに。とは言ってもアプリを前バージョンに戻しただけでは、また同じ事なので。XYZware 関連のファイルを探すことに。で見つかったのが ~/.XYZware フォルダーと ~/Library/Preferences/com.xyzprinting.xyzware.daVinci.plist の2つ。両方とも隠しファイルなので怪しいですね。とりあえず、このフォルダーとファイルをアップデート前の状態に戻して見ました。

                       

                       結果、サインアップ無しで前のバージョンの XYZware が使えるようになりました。ほぼ丸一日無駄にしたアップデート作業でした(この間にシステムを HighSierra にアップデートしたので丸一日は嘘だな!)。

                       

                      ● とりあえす3Dプリンターを使ってみる

                       

                       試しに作って見たのが単三電池二本分のダミー電池。写真右は私が使っているサーモグラフィー。回路基板パーツの発熱具合を調べるときに使っている装置(発熱しているパーツが画像で判る優れ物)。サーモグラフィの電源は単三電池四本で消費電流は 130〜160mA と結構多い。電池が勿体無いのでエネループを使っているのですが満充電でもインジケータは 3/4〜2/4 で何回か使うとすぐに 1/4 になってしまう。

                       

                       そこでリチュウムイオン充電池を試しています。使ったのはリチュウムイオン充電池の 14500 。14500 は単三電池と同じ形状で 3.6V (普通の単三電池と間違えやすいので要注意品)。 14500 一本でアルカリ電池二本分(ちょっと電圧は高いが)。そこで写真右の様にアルカリ乾電池の代わりに 14500 を二本セットして使うことに。

                       

                       で、必要になったのが残り二本分のダミー電池。これを3Dプリンターで作って見ました。写真左がダミー電池の STL になります。ダミー電池と言っても、ただのスペーサー。寸法さえ合っていれば造形が汚くても隠れてしまうので古い性能の悪い3DプリンターでもOK。

                       

                       XYZware を実行し3Dプリンターを接続するとフィラメントカートリッジに異常があるとのご指摘がありました(ダミーカートリッジなので)。ネットワークを切って XYZware を起動するとフィラメントカートリッジの問題は無しに(カートリッジのチェックはネットワークを使っている)。結果、これまでと同じ様に、写真右の様な単三電池二本分のダミー電池を作ることができました。

                       

                       3Dプリンター(ダビンチ)は XYZprinting 社の自社カートリッジ(フィラメント)しか使えない仕様なのですが、気に入った色が無いんです(全種類のカートリッジを購入しチェック)。結局はダミーカートリッジを用意しサードパーティの気に入った色のフィラメントを使っています。こんな事しているから変なトラブルに遭遇してしまうんでしょうね!

                       

                      以上(異常)

                      | 3Dプリンタ関連 | 16:02 | comments(0) | - |
                      OD缶 から CB缶 ガスアダプター
                      0

                         結構頻繁に使うキャンピング用ガスコンロ、最近は家庭用のカセットガスボンベが使える器具をメインにしています(入手が楽で安い!)。そんな訳で昔使っていたガス器具はお蔵入り(捨てれないので物置に!)状態になっていました。Amazon をさまよっていたらOD缶(アウトドア缶というらしい、昔使っていたガス器具用)を使うガス器具をCB缶(カセットコンロ用のボンベ)で使えるようにするアダプターがありました。その存在(中華製)は結構前から知っていたのですが、送料を含めると千円以上でレビューを見ても良い話が無いので敬遠していた物です。今回、値段を見たら送料込みで ¥270- 。これなら失敗しても痛く無いだろうとの事でポチッと購入してしまいました。それが今日届いた所です。で、早速使って見ました。

                         写真は使っている様子です。コンロは Captain Stag 社のコンロ(1999年製)で OD缶用。電子点火の部分が熱で溶け使えなくなり、物置に放り込んでおいたコンロ。これを取り出し修理。電子点火の部分は百円ライターの点火装置に交換しています(サイズが一緒なので交換は簡単であった)。

                         

                         写真でCB缶に付いている黄色(ゴールド)の部分が変換アダプターになります。写真では上手く使えているように見えますが、この状態になるまで苦労しました。

                         

                        ● ガス漏れ

                         

                         最初にアダプターを取り付けコンロを接続したところ、点火しようとしてもガスが出てきません。調べてみるとコンロ側の接続部にあるゴムが邪魔をしてピンが押されていなかったようです。そこでゴムにグリスを塗り滑りを良くし、無理やりねじ込んだらガスが出て着火できました。

                         

                         しばらく使っていると、漏れガスに燃え移りアダプターが炎上。幸い、漏れる量が少なかったので大事には至りませんでした(結構焦りました)。レビューを読んで予想していたのですが、軽く考え部屋の中で試して見たのが敗因だと思います。

                         

                         取り付け用のネジ部分先端に黒のマジックを塗り、ねじ込んで見たのですがマジックが消えていませ(ネジがゴムパッキンまで届いていないようです)。アダプターのネジが短いのか、コンロ側の穴が深いのか。原因がどちらか判りませんが、少なくても差込が甘かったのが原因のようです。それから。ガス器具によって使えるものと使えないものがあるようです。今回はマジックが擦れて消える位置まで無理やりねじ込みガス漏しないようにして見ました。写真の変換アダプターに黒い線が見えます。これはマジックが擦れて消える位置になります。多分、中華製のガス器具を使っている分には問題なかったのかもしれません。

                         

                         CB缶が使えるようになったのは嬉しいです。でも事故(火事)が起こる可能性が予想される所に中華製のパーツは危険なので止めた方が良いと思います。そんなわけで変換アダプターを継続して使うかは不明です。

                         

                        ● CB缶ホルダー

                         CB缶を横にして使うとき、缶の切り込みを上にしないと生ガスが出てコンロから大きな炎が出ます(出ない器具もある)。変換アダプターは丸いので、コロコロ動き、切り込み部を上に固定できません。そこで2枚目の写真右のようなホルダーを作って見ました(3Dプリンターで)。写真左が CB缶にホルダーを装着した様子になります。このホルダーがあればCB缶を横にしても生ガスが噴出することもなく安全です。一時間程度で造形できるので作った方が良いと思います。

                         

                        以上

                         

                        | 雑文 | 21:01 | comments(0) | - |
                        カセットコンロが無かった時代
                        0

                           鍋物が恋しくなる時期になってきました。湯豆腐で一杯なんて良いですね。今はカセットガスのコンロがあるので鍋物は季節を問わず出来ますが、昔は小さな炭のコンロを使っていたので季節感がありました。飲み屋さんだと炭もありましたがアルコールのコンロの方が多かったように思います。ジンギスカンだと何故かゴツいプロパン。

                           

                           ここ何週間かアルコールバーナーを作って色々と試していましたが、「湯豆腐で一杯」の感じになるまでアルコールコンロを忘れていました。実はカセットガスコンロが無かった頃、鍋をするときはアルコールコンロを使っていたんです。

                           

                           

                           捨てた記憶が無いので有るはずと、物置を漁って見ました。もう大分錆びていましたがしっかり残っていました。そのアルコールコンロが上記写真になります。アルコールを入れてみたら、もう30〜40年も経っているのに問題なく使えます(壊れるところが無いので当たり前か!)。忘れていましたが火力調整もできるんですね! 鍋物に最適。五徳も大きく土鍋を置いても安定感があります。今日は「湯豆腐で一杯」だな!

                           

                           使って見て気付いた事。火力は思っていた以上に弱いです。それにケトルで湯を沸かしていたら、何故か匂いというか刺激臭がします。不完全燃焼で燃えきれなかったメタノールが蒸気になって出てきているのでしょうか。昔は気にならなかったと言うか、覚えていません(飲んでいたので......)。

                           

                          以上

                           

                          P.S.

                           瀬戸物でできた小さな炭のコンロ。親父が捨てていなければまだ実家に残っているはず。今度探しに行くか〜 そう言えば、木の箱で作ったコンロも記憶に残っています。酒の燗もできたような。燗をする所に湯豆腐のタレ(薬味を入れた醤油)を入れ家族全員が一つのタレで湯豆腐を食べていた、そんな思い出が。本当かな〜記憶があやふや。

                          | 雑文 | 12:31 | comments(0) | - |
                          アルコールストーブの製作動画
                          0

                             私が作ったアルコールストーブの中で一番気に入っているストーブの製作動画を YouTube にアップロードして見ました。

                             

                             

                             アルコールストーブの製作に要する時間は 10分程度。ビールの空き缶一個あれば作れてしまいます。簡単にできるだけじゃなく、火力は私が作ったストーブの中で一番。しかも、燃料が残れば移し替えることができる優れもの。暇な方は一度試して見てはいかがでしょうか。

                             

                            注:このアルコールストーブ(動画で紹介したバージョン)は燃料が残り少なくなると、カップの底に燃料が残ったまま消えます。これは残った燃料をシリンジで吸い取り移し替えできるよう意図的にストーブの底にデッドスペースを設けているためです。燃料を燃やし切りたい場合は、副室に切り込みを入れて底まで届くようにして下さい。

                             写真左が副室に切り込みを入れ、カップの底まで届くようにしているバージョンです。底まで副室があるので燃焼熱がカップの底まで届き燃料を燃やし切ります。写真右は YouTube と同じでカップの底まで副室が届いていないバージョンです。どちらを使うかは気分次第では....

                             

                             点火から本燃焼までの時間は非常に短く、点火から本燃焼に移行する時間は2〜3秒です。理由は簡単で副室が小さく薄いからです。そのため熱が効果的に燃料に伝わり気化するからです。アルコールストーブは静かなんですが、このストーブだけは燃料が沸騰する音がよく聞こえます。

                             

                             スチール製のビールの空き缶、あるかどうかわかりませんが、スチール(ステンレス)は熱の伝わりが悪いので、同じように作っても上手く燃焼しません。アルミ製の空き缶を使うように。もしどうしてもスチールを使いたい(強度の面で)場合には副室(?)に銅板を使ったタイプにして下さい。私はカーボンクロスを使ったアルコールストーブにしますが。

                             

                             このアルコールストーブ、自宅の庭で使うつもり。ガッチリした平らなテーブルの上では問題なく使えると思います。でも、実際にキャンプで、草の上や石ころがあるフィールドで使うには少々気になります。可燃性の液体(メチルアルコール)がカップに入れただけの状態。何かの拍子にストーブを倒したら大炎上の可能性も。まあ、市販品や YouTube で紹介されているアルコールストーブは皆同じなので、気にしないなら実際のキャンプでも使えるでのしょう。

                             

                             「石橋を叩いても渡らない」、私的には危険なのでキャンプでは使わないと思います。キャンプでは 9/12 のブログで紹介したカーボンクロスを使ったアルコールストーブを使うと思います。燃料のアルコールを布に染み込ませているのでストーブを倒しても燃料がこぼれ大炎上の可能性は無いと思うからです。燃料が残ったらどうするか、という問題はありますが。フィールドなら残った燃料を燃やし切ったら良いだけなので、大きな問題にはならないのでは。

                             

                            以上

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                            エスプレッソコーヒーメーカー専用のアルコールランプ
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                               私が使っているエスプレッソコーヒーメーカー、2カップの小型の物。なので火を当てる部分が小さいんです。ガスコンロでは底だけじゃなく周りも加熱、取手の樹脂が溶けています。そろそろ問題になりそうなので、コーヒーメーカーの底だけ加熱する専用のアルコールランプを作って見ました。

                               写真はアルコールランプでエスプレッソコーヒーメーカーを加熱している様子です。取手の根元の樹脂が溶けかけているのが判ると思います。アルコールランプだと炎の径が小さいので底だけ加熱させることができます。2カップだと 100ml 位かな。アルコールランプの炎は見えにくいので火力が弱いと思いがちですが、十分沸騰させる火力はあります。

                               

                               アルコールランプはエスプレッソコーヒーメーカー専用なので五徳も専用にしています。この五徳、自分で作って何ですが、良い仕事してませんね! 使う人がどう思うのか全く考えていない作品。単に使えるだけの五徳(井戸茶碗みたい)。侘び寂びの、侘しい方だな!

                               

                              以上

                              | 雑文 | 12:13 | comments(0) | - |
                              アルコールランプにマントルを付けて見た
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                                 アルコールバーナー関連、そろそろ飽きてきたので何か新しい事を。と言うより私の性格から、完成しても何故か物足りないんで遊び始めるんです。今回遊んで見たのがアルコールランプ。アルコールの炎って暗くならないと見えませんよね。まあ目的は加熱なので炎が見える必要もないのですが。

                                 

                                 見えない物を見えるようにしたいと思うのは自然じゃないですか。そこで加圧式の灯油ランタン(操作が面倒なので暖房&調理用ストーブに用途変更)で使わなくなったマントルで試して見ることに。要は炎が見えないアルコールランプ(見えないのに何でランプなんだろう?)をマントルで見えるようにしようと言う試みです。あわよくば照明に利用できないかと。

                                 

                                 

                                 で、試して見た結果が1枚目の写真。何とあっさり一発でマントルが発光しました。アルコールが燃えるとき出す青白い炎、日中では炎は全く見えません。でも炎をマントルに当てれば日中でも燃焼の様子を見ることができます。残念ながら照明に使えるほど明るくありません。眩しい位を期待していたのですがアルコールランプでは無理なようです、残念。デジカメで撮影すると明るく見えますが実際は....

                                 

                                 

                                 二枚面の写真は灯油ランプと比較したもの。灯油ランプと比較するとマントルを使ったアルコールランプの方が明るいです。

                                 

                                 このマントル式アルコールランプ(勝手に命名)、もっと明るくするにはどうしらた良いでしょうか。アルコールランプの炎に対し、色々な距離にマントルを置き、発光がどのようになるのか調べて見ました。その結果、炎の青い部分にマントルを近づけると発光するようです(炎の側面の青く見えるところ)。それ以外の場所にマントルを置いてもマントルが赤くなるだけで照明に使える程の明るさにはなりません。この結果を踏まえ、マントルを炎の形にし、炎の青い部分にマントルが当たるようにして見ました(炎が縦長なのでマントルも縦長になっています)。

                                 

                                 

                                 その結果が、三枚目の写真で左側になります。心持ち前よりチョット明るくなりました。普通のアルコールランプなので、このサイズでも数時間の燃焼(照明)が可能です(燃費が良い)。

                                 

                                 写真右は比較のための灯油ランプ。ただし明るさを増すため芯を三本にしています。灯油ランプ(ハリケーンランタン)の芯って紐ではなく帯ですよね。帯にする理由って炎の面積を広くする、炎の面積を広くし光量を増やすのが理由だと思います。残念ながら帯状の芯を持っていないので本数を増やして帯芯の代わりとしました。

                                 

                                 三本芯の灯油ランプと、マントルを使ったアルコールランプ。比較すると灯油ランプの方が明るい感じがします(感覚的にですが)。ただ、マントルを使った方の色は白っぽく、灯油ランプの方は橙っぽい感じ(普通なら赤っぽいと言うのかな)。そのせいでマントルを使った方が明るいと感じてしまうかもしれません。でも私的には灯油ランプの方が明るいと感じます。

                                 

                                 元々、周囲が暗くないと炎が見えないアルコールランプ。マントルを使う事で日中でも炎が見えるのようになりました(実験は成功かな)。でも照明に利用する事を考えたら無理でしょうね。灯油ランプと比較して光の強さが同程度であれば、軍配は灯油ランプになってしまいます。マントルを使ったアルコールランプの方だと、マントルが壊れないよう気を使わないといけませんから。それに対し、灯油ランプは燃費は良いし、取り扱いも楽です。明るくしたかったら炎の数を増やせば良いだけですから。

                                 

                                 このマントルを使って効率よく明るくする方法、インターネットで検索したら見つかりました。アラジンの灯油ランプでマントルを使った製品が市販されていました。明るさは 50W 相当だそうです(ん〜レベルが違うな!)。アルコールを使った方法もヒットしています。ただし、燃費の悪い加圧式でした。普通のアルコールランプで、マントルを使った例が見つからないのは、やっぱり暗いからなんでしょうね!

                                 

                                以上

                                | 雑文 | 20:47 | comments(0) | - |
                                副室気化型のアルコールバーナーについて
                                0

                                   今日はアルコールストーブの第二弾になります。昨日はアルコールランプのように芯にアルコールを染み込ませ燃焼させるタイプを紹介しました。今日は、芯を使わず副室でアルコールを気化させるタイプのアルコールバーナーを作ってみたときのお話です。このタイプは TouTube の製作動画を見て作った物になります。

                                   

                                  (A)固形燃料の代わりに使えるタイプ

                                   

                                   

                                   これは固形燃料の代わりを目指したもの。副室で気化したガスが内側に吹き出すようにしているので、火炎が絞られ安定した炎になっています。火力は強いですが燃費が悪く燃焼時間は燃料にメタノールを 20ml で 8分程度。

                                   

                                   専用の蓋(これもアルミ缶を切ったもの)をかぶせて消化します。消化後、温度が下がったら残ったアルコールが取り出ます。燃料は満タンでも 20ml 位なので、燃焼時も短く残ったアルコールは取り出すより燃やし切った方が楽。

                                   このアルコールバーナーは容量が少ないので実際には使えないと思います(というか使っていない)。

                                   

                                  (B)容量を大きくしたタイプ

                                   

                                   

                                   次の写真は燃料の容量を大きくしたタイプ(単に大きくしただけ)。燃料を入れるだけなら中央の穴は小さくても良いだろうと、写真のようにΦ25mmの穴を開けています(この時点で中央の穴の大きさと燃料の気化が関係することを知らなかった)。中央の穴を小さくしたため燃料に熱が伝わりにくくなっており、点火初期のアルコール気化が弱い欠点があります。そのためプレヒートが必要なアルコールバーナーになってしまいました。。プレヒートが終わると副室の気化が順調に進み写真左のような本燃焼になります。燃料が無くなるまで火力はほぼ一定に維持されます。燃費は良さそうです。

                                   

                                   内側にある6個のノズルは竜巻状の炎を期待し、ニューム管を曲て取り付けています。一応、写真左のよう、細長い炎になりますがケトルを置けば炎が潰れて意味無し。それから燃料の気化効率を期待し副室の燃料を加熱するよう熱伝導の高い銅棒を使っています(効果は不明)。

                                   

                                  (C)プレヒート無しを期待したタイプ

                                   

                                   

                                   開口部を大きくしたらプレヒート無しでも使えるだろうと思って作ったタイプ。結構早めに本燃焼に移行しますが、開口部が大きいいと燃費が悪いように思えます。開口部を単に大きくしても意味がなさそうです。燃焼時間は燃料にメタノールを 20ml で 10分程度。これは失敗したタイプだと思います。

                                   

                                  (D)真面目に真似したタイプ

                                   

                                   

                                   自分の思い込みで作っても上手く出来ないので、 YouTube 動画の制作記事を忠実に再現したもの。YouTube で紹介するくらいですから、格好いいですね。開口部はΦ35mm で大きくもなく小さくもなく。プレヒートは不要ですが本燃焼になるまで1分ほどかかります。息を吹きかければ数秒で本燃焼になります。火力は強く燃焼は最後まで安定しています。周囲から小さな炎が見えるので気分的には良いバーナーだと思います。大きな炎だと風で揺らめきますが、小さな炎が分散しているので風の影響は少ないと思います。

                                   

                                   燃焼時間は燃料にメタノールを 20ml で 8分程度。この手のアルコールバーナーは燃料の量が同じだと燃焼時間もそう違いは無いようです。専用の蓋で消火。冷えたら燃料が取り出せます。この大きさになると残ったアルコールの処理は重要になります。

                                   

                                  (E)三本の棒を五徳にして見た

                                   

                                   

                                   これまで紹介した副室気化型のアルコールバーナーは五徳が必要です。上の写真はステンレス棒を三本使った簡易五徳。写真でも判るよう結構簡単に使えるし、見た目よりガッチリしています。短い棒が三本だけなので収納や持ち運びに便利です。

                                   

                                  (F)私が作った究極のアルコールバーナー

                                   

                                   YouTube の製作動画を真似て作って見て、なんとなく副室気化タイプのアルコールバーナーが見えてきました。一つ目は、中央開口部を大きするとプレヒートが不要で、本燃焼までの時間が短い。2つ目は、副室はできるだけ薄くした方が気化率が高い。三つ目は、本燃焼になると中央開口部の役目は終わる。

                                   

                                   

                                   で、自分なりに考えて作って見たのが上記写真のようなアルコールバーナー。材料はビールの空き缶一個だけ。

                                   

                                  (1)ビール缶の上を缶切りで穴を開けます。

                                   この部分が中央開口部になりケトルを置く所になります。

                                  (2)底になる部分を切り取ります。

                                  (3)上になる部分を切り取ります。

                                  (4)上になる部分の側面を一定間隔で波状に曲げます。

                                  写真左上:この波状の凹んだ部分が副室になる所です。

                                  (5)底のカップに波状に加工した上側をはめ込みます。

                                  写真右上:隙間が副室になっています。

                                  (6)上の部分に圧力を逃す穴を開けます。

                                   開口部をケトルの底で塞ぐと内部の圧が上昇し副室を介して燃料のアルコールが漏れる可能性があります(危険)。この圧を逃すため上の部分に穴を開けます。

                                  (7)アルコールを注入し点火。

                                  写真左下:開口部に点火すると2〜3秒で本燃焼に移行します。

                                  (8)ケトルを置いて加熱(写真右下)

                                   本燃焼の炎は傍から出るので上は五徳になります。

                                  (9)終了作業

                                   加熱が終わったら大きな容器を被せ消火。冷えたら上部を取り外すと下部のカップに残った燃料が溜まっています。必要なら、シリンジで吸い出し燃料保存容器に戻します。再度組み立て点火し残った燃料を燃やし切り、冷えたら保管。

                                   

                                   このように、アルコールバーナーの材料はビール缶一個だけ。加工も切って曲げるだけ。30分もあれば完成します。燃料を入れて点火、2〜3秒で本燃焼が始まります(火力は強いです)。本体が五徳になっているのでケトルを置くだけ。終わったら消化し残った燃料を取り出せます。自分的には究極のアルコールバーナーだと思っています。

                                   

                                   このアルコールバーナーは何故か昨日紹介した芯に銅板を利用したタイプのアルコールストーブと殆ど同じ形になってしまいました。最後はこの形に落ち着くのかな?

                                   

                                   このアルコールバーナーを庭で使って見ました。火力が強いのでガソリンストーブやガスコンロと同じ感覚で使えます。燃焼が静かなので気に入ってます。残念ながら風には弱いので風除けは必須。日中は炎が見えないので火傷に気をつけた方が良いと思います。アルコールバーナーは夜専用にした方が良いのかもしれません。

                                   

                                  以上

                                   

                                  P.S.

                                   今回作って見たアルコールバーナー。燃料を入れたまま保存できない点を考えると、市販品を使った方が便利だと思います。私自身、市販の副室気化型のアルコールバーナーを購入しているので、自作品はお試し程度で実際には使わないと思います。市販品の方が綺麗でしかも頑丈(それに安い!)。燃料が残っていても蓋を閉めれば密閉でき、そのまま保管できるのが便利。

                                   

                                  | 雑文 | 16:55 | comments(0) | - |
                                  試作したアルコールストーブについて
                                  0

                                     単なる気まぐれで YouTube 動画を参考にアルコールストーブを作っています。アルコールストーブを作って見て初めて解る事も多いような。ほとんど自己満足だと思いますが、これまでに作ったアルコールストーブについて書いておこうかと思います。

                                     

                                    ● 最初に作ったのは固形燃料の代替え品(A)

                                     

                                     私のイメージとしてアルコールストーブは固形燃料を使ったカマド(飲み屋で鍋を注文すると出てくるカマド)。固形燃料自体はダイソーで3個で百円なので気軽に使えるのですが、白いゴミが残り、嫌な匂いもします。白いのは多分酢酸カルシウムが熱分解してできた炭酸カルシウムで。嫌な匂いはアセトンでは。

                                     

                                     燃料がアルコールなら何も残らず、嫌な匂いもしないのでは、と1枚目の写真のような固形燃料もどきを作って見ました。

                                     コーヒー缶を切って中にグラスウールを詰め込んだ物です。これにアルコールを染み込ませ固形燃料っぽくししています。五徳はダイソーで購入した固形燃料用の物(¥300-)。グラスウールを使わなくてもアルコールは燃えますが炎が安定しません。何故かグラスウールを使うと燃焼が安定します。それに器を倒しても燃料のアルコールがこぼれることはありません(この辺が固形燃料もどき)。

                                     固形燃料に比べたら火力は強いと思いますが、期待したほどの火力はありません。これでお米を一合炊して見ましたが、美味しく炊けません。火力が弱いので 100℃ 20分 が維持できない為と思われます(α化)。

                                     

                                    ● 空気の流れを作る(B)

                                     

                                     (A)で火力が弱いのは空気(酸素)が足りないためだと思い、空気取り入れ用の穴を開けて見ました。

                                     2枚目の写真が、改良したアルコールストーブ。写真のようにグラスウールの上に空気取り入れ用の穴を開けています(写真右)。この状態で燃焼させると写真左のように申し分ない火力になりました。単に燃焼させるだけだった、これで十分です。でも実際に運用するとなると色々不都合な面が。

                                     

                                     まず、消火が問題です。空気取り入れ用の穴を開けているので上を閉じると空気穴から気化した燃料が噴出し燃え始めます。これはこれで、別のメリットがありますが(*1)。

                                     

                                     消化するには全体を覆う缶で密閉するしかありません。また消火してもグラスウールには燃料が染み込んでおり、燃料は残っています。結局は保管する前に全部燃やし切ってしまう必要があります。

                                     

                                    (*1):ケトルの底で上を塞ぐと空気取入れ口から燃焼が始まりケトルを加熱。カップ自体が五徳の状態になります。これはこれで便利なんです。

                                     

                                    ● 燃料を染み込ませる部分を少なくする(C)

                                     

                                     消火後に残る燃料。グラスウールに染み込む燃料を少なくするにはグラスウール自体の量を減らせば良いだろうと作ったのが、

                                    3枚目の写真のアルコールストーブです。中心部は燃焼に役に立っていないだろうと、グラスウールを外側だけにして量を減らして見ました。これでグラスウールに染み込む燃料はだいぶ少なくなったと思います。面白いことに、燃焼部を周りだけにしたら炎が安定します(写真左)。火力も大きく問題ありません。でもこのアルコールストーブを使うには五徳が必要です。

                                     

                                     もう一つ問題が。火力が大きいためか、炎の熱でグラスウールが融け表面が硬くなります。触るとボロボロ崩れるので注意が必要。ただグラスウールが融けて詰まる事は無いようです。

                                     

                                    ● 五徳を不要に(D)

                                     

                                     (*1)の経験が有ったので、中のカップを背の高い物にすると五徳として使えるのではないだろうか、ということで

                                    4枚の写真のようにして見ました。このタイプは YouTube にありました。Fancy Feast Stove と呼ばれていストーブのようです。外側は鯖缶で中はお米の計量カップを使っています。グラスウールはボロボロになるので、芯には溶接で使うカーボンフェルトを使って見ました。写真で判るよう結構な回数使っていますがカーボンフェルトはボロボロになることはありません。

                                     

                                     それから、理由はわかりませんが写真左のようにケトル(*2)を置くと燃焼が安定するようです。

                                     

                                     このタイプのアルコールストーブには次のような問題点がありました。

                                     

                                    (1)消火が面倒で大きな缶で全体を覆うしかない事。

                                    (2)終了のキレが悪い。カーボンフェルトに残っているアルコールの量が結構多く、これが燃え尽きるまで結構時間がかかる事。

                                    (3)安定性の問題がある事。中にあるサイズの小さいカップを五徳として使っているので大きなケトルを乗せると安定性が悪い。

                                     

                                    (*2):背の高いカップの上にケトルを置くと中で気化した燃料の行き場がなくなり、カーボンフェルトの部分から燃料が漏れ出す場合があります。危険なので注意してください。これを避けるため写真右のよう圧を逃す穴を開けています。

                                     

                                    ● 安定性を改善(E)

                                     

                                     五徳を必要としないアルコールストーブは便利なんですが、中央のカップが小さいだけに安定性に不安があります。安定性を増すため背の低い物を作って見ました。

                                    それが5枚目の写真になります。外側のカップは背の低いツナ缶を使っています。中のカップにはビールの空き缶を使いました。写真左のよう、だいぶ背が低くなり安定性が向上しています。

                                     

                                     ちなみに、1ℓ(23℃)の水を沸騰させるに要した時間は約8分で、燃料(メチルアルコール)の量は 26.2g (33ml) でした。結構燃費が良いようです。芯の高さで沸騰に要する時間は結構変わるので沸騰時間は参考と思ってください。

                                     

                                     このタイプのアルコールストーブでも、根本的な問題が残っています。カーボンフェルトに染み込んだ燃料の問題です。アルコールストーブを保管するには残った燃料を燃やし切る必要があります。

                                     

                                    ● 残った燃料を取り出せるようにして見た(F)

                                     

                                     消火後に残った燃料が取り出せるよう、芯の代わりに燃料が染み込まない銅板を使って見ました(6枚目の写真)。

                                    380

                                     

                                     グラスウールやカーボンフェルトは毛細管現象を利用して液面を上昇させ、炎の熱で燃料の気化を促進させています。グラスウールやカーボンフェルトは毛細管現象を利用しているだけに染み込んだ燃料の処置に困る欠点があります。

                                     

                                     銅板は毛細管現象で液面を上昇させる効果は期待できませんが、炎の熱が燃料の液面まで伝わり燃料の気化が促されます。気化した燃料が上部に移動し燃焼する感じです。グラスウールやカーボンフェルトとは違い燃料が染み込まないので、消火後は残った燃料を他の容器に移したりすることができます。

                                     

                                     写真右上を見て判るよう、結構豪快に燃焼してくれます。銅板の温度が燃料の気化に直接影響するので水を入れたケトルを置くと銅板の温度が下がるようで、気持ち程度ですが炎が小さくなります(写真左上)。どうしても最大火力で燃焼させる必要がある場合には高さを調節できる五徳を用意した方が良いと思います。

                                     

                                     このアルコールストーブで1ℓ(23℃)の水を沸騰させるに要した時間は約11分で、燃料(メチルアルコール)の量は 32g (40ml) でした。

                                     

                                     

                                    ● 保管を容易にしたアルコールランプ(G)

                                     

                                     A〜E のタイプはグラスウールやガーボンフェルトを使っているので消火後に残った燃料の取り扱いに問題があり不便です。この問題を解決したのが F タイプになります。もう一つの方法として、ネジ式の蓋を持つ缶を使って作ったアルコールランプを作って見ました(7枚目の写真)。

                                     

                                     芯になるカーボンフェルトを針金で縛り写真右のように芯を上下させることができるようにしています。この芯を上下することで火力調整が可能です。また写真左のように火力も意外に強いランプです。消火は蓋を閉めるだけ。蓋を締めれば燃料は漏れることはありません。よって、使い終わったら蓋を締めてそのまま保管できます(これが一番便利)。

                                     

                                     問題点は、空き缶をなんの加工もせずそのまま使っているので背が高い事。専用の五徳が必要になります。

                                     

                                    ● アルコールランプ専用の五徳(H)

                                     

                                     今回作ったアルコール用の五徳です(8枚目の写真)。これは説明不要でしょう。

                                     

                                     背を低くなるよう缶を斜めにして使うアルコールストーブがあるようです(Nexon Stove)。試してみたのですが、斜めにしているだけに中の燃料が零れたりします。そんな理由から、危険なので止めています。

                                     

                                    ● まとめ?

                                     

                                     今回作った芯を使ったアルコールストーブ、一番使い勝手が良いのが、一番最後に紹介した(G)タイプのアルコールストーブでした。冷めたコーヒーを温める、机の上で使えるだけに便利。燃料も入れたまま保管できるので非常に楽です。

                                     

                                     キャンプで使うなら(D)〜(F)の高火力タイプだと思います。アルコールストーブは燃焼でほとんど音がしません。お米を炊くとき、チリチリという音がはっきり聞こえます。この音を聞いてから火からおろし蒸らしに入れば失敗することはありません。

                                     

                                    以上

                                     

                                    P.S.

                                     次回は芯を使わない側室燃料気化タイプの話かな?

                                     

                                     

                                    | 雑文 | 23:03 | comments(0) | - |
                                    アルコールランプの自作
                                    0

                                       アルコールバーナーは簡単に自作できるのですが、残った燃料の取り扱いに不便を感じます。市販のアルコールバーナーなら、とりあえずは蓋をネジ止めすると燃料が入ったまま移動ができます(漏れることもある!)。自作ではネジ蓋を付けるのが難しいです(私には無理!)。

                                       

                                       市販、自作を含め水を沸騰させるに要する燃料はほぼ一緒。沸騰するまでの時間が長いか短いかだけの問題ではないでしょうか。私は沸騰するまで時間がかかっても、残った燃料の扱いが楽な方を選びたいと思います。

                                       

                                       そんなわけで、アルコールランプを作って見ました。学校の理科の実験で使った、あのアルコールランプです。アルコールランプだと本体がガラスで割れる可能性があります。また芯の部分がユルユルなので傾けると燃料のアルコールが零れます。

                                       

                                       今回作ったアルコールランプの材料は

                                       

                                      (1)本体はネジ蓋が付いているコーヒー缶。

                                      (2)芯にはカーボンフェルト(溶接シート)

                                       

                                       材料はこの2つだけ。コーヒー缶は中を水で濯いでから、アルコールを入れ中の水を抜きます(水がアルコールに溶ける)。次にカーボンフェルトを芯になるよう適当に切って丸めコーヒー缶に差し込みます。後は、アルコールを入れて着火。消火はキャップを締めればOK。蓋がネジ止めになっているので、燃料が残っていても蓋を締めれば、傾けても燃料が漏れることはなく、持ち運びが可能。芯の長さで火力調整ができます(冷めたコーヒーを弱火で温める時なんか便利)。

                                       

                                       

                                       

                                       写真は自作したアルコールランプでお湯を沸かしている様子。今回作ったアルコールランプの欠点は

                                       

                                      (1)アルコールバーナーに比べ火力が弱い。

                                      (2)ランプの背が高く専用の五徳が必要。

                                      (3)熱いまま蓋をするとコーヒー缶が凹んでしまう。

                                       

                                      特に(3)は注意が必要。ランプ本体が十分に冷えてからキャップを締めてください。

                                       

                                       次に、具体的に1ℓの常温の水を沸騰させてアルコールバーナーとアルコールランプの比較して見ます。

                                       

                                      ● 自作アルコールバーナー

                                      1ℓの常温の水を沸騰させるに要する時間は約12分で、燃料消費量は 40ml(32g)でした。

                                       

                                      ● 自作アルコールランプ(上記写真)

                                      1ℓの常温の水を沸騰させるに要する時間は約18〜20分で、燃料消費量は 49ml(39g)でした。

                                      左のグラフのような温度変化になります。

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       比べて見ると、アルコールランプはそんなに悪いわけじゃありません。沸騰に要する時間は5割り増しですが、燃料消費は2割り増し程度。残った燃料の取り回しを考えたらアルコールランプの方が便利だと思います。

                                       

                                      以上

                                       

                                      P.S.

                                       燃料の計算は操作前後の重量差を密度で割って算出しています。

                                       

                                      | 雑文 | 17:17 | comments(0) | - |
                                      燃料アルコールについて
                                      0

                                         昨日のブログ、燃料アルコールについて書きました。考えて見たら、燃料アルコールを使ったのは10年以上前のような。何年も前から燃料に使うアルコールはメタノールだけだったので、燃料用アルコールの説明は思い出し想像で書いてしまったような(チョット不安)。

                                         

                                         不安だったので燃料用アルコール買ってきました。ドラッグストアなら売っているだろうと行ったら、取り扱いしていないとの事。 DIY のお店なら許可を取ってキャンプ用品として売っているだろうと思ったのですが、置いていませんでした。

                                         

                                         使う場面を想像し何処なら売っているだろうかと嫁さんと相談。嫁さんが一言、「珈琲サイホンで使うのだから珈琲豆店で売っているんじゃない?」、行って見ました。で、売っていました。剥がれかかったシール(売れないんだろうな〜)を見たら ¥450- なり。メタノールの4倍の値段です! とりあえず実験のため購入。

                                         

                                         ふと思ったんですが、メタノールが主成分でも薬局以外で売れるんでしょうか? 調べて見たらメタノールは危険物第四類アルコール類に指定されているようです。メタノール以外の成分を混ぜていたら劇物指定から外れ薬局以外で売れるとの事らしいです。ちなみに今回購入したのは、メタノール76.6%、エタノール21.4%、イソプロパノール0.3% の燃料用アルコールです。

                                         

                                         

                                         写真は燃料アルコールを使って見た時の燃焼の様子です。やっぱり、見た目はメチルアルコールと殆ど違いがありません、というか区別がつかない。昨日のブログで書いた内容は嘘じゃなかったようです。

                                         

                                         次の項目は、発熱量ですね。ケトルに2ℓの水を入れ、アルコールストーブには 20ml の燃料用アルコールを入れ沸かして見ました。沸騰するまでの時間は約22分。燃焼終了はギリギリの24分でした。今度は、アルコールストーブにメチルアルコールを入れ同様の試験を実行。結果、燃焼終了は点火から約23分でお湯の温度は約90℃。メチルアルコール(99%)を使った場合、2ℓの水は沸騰に至りませんでした。よって燃料用のアルコールは発熱量が多く燃焼時間も長いという結果でした。厳密な実験じゃないので誤差範囲内なのかどうか微妙な値ですね。

                                         

                                         メタノール燃焼の発熱量は 22.7MJ/Kg(密度792 kg/m³)、エタノール燃焼の発熱量は 29.7MJ/Kg(密度789 kg/m³) のようです。密度の違いは1%以下なので、この発熱量の数値をそのまま比較できると思います。エタノールが少しですが多く含んでいるので燃料用のアルコールの方が少し発熱量が多いというのも、なんとか納得できそうな気がします。

                                         

                                         ブログに書いた記事に不安があったので燃料用のアルコールを購入し確認して見ました。昨日書いたブログの内容は私的に間違っていなかったようです。

                                         

                                         燃料アルコールの発熱量が多いと言っても微々たるものだし。主成分がメタノールなので危険性は一緒。それにメチルアルコールは一斗缶(16ℓ)で買ってあるので(まだ何年も保つ)、わざわざ燃料アルコールに切り替える必要もない。さてこの燃料用アルコール、どうしようかな〜 実験用?

                                         

                                        以上

                                         

                                        P.S.

                                         今回自作したアルコールストーブ。作りが悪いのか点火時に爆発燃焼してアルコールが吹き飛んで危険。そんな訳で廃棄する予定。

                                         

                                         写真はお遊びの実験。お米計量カップ(ステンレス製)にアルコールを入れ、燃焼している様子。まあ燃焼温度が低いので沸くまで時間がかかります(伝わる熱量は温度差に比例)。

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                                        アルコールストーブを作る
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                                           火に憑かれているんだろうか。最近作るのは火に関する物ばかり。毎日、午後には嫁さんとコヒーを飲むことが多いです(晴れなら毎日)。お湯を沸かすのは、その日の気分でガスコンロだったり、ガソリンストーブだったり。今日は久しぶりにサイホンでコーヒーを入れました。サイホンではアルコールランプを使うのが定番ですね。でも火力が弱いし風で炎が揺れ外で使うには心もとない感じ。もう少し強力な物という事でアルコールストーブを作って見ました(前振りが下手!)。

                                           

                                           YouTube で「アルコールストーブ 自作」で検索すると簡単にヒットするので、作り方は YouTube にお任せ。で、完成したのは

                                           

                                           

                                           材料はビールの空缶2個。それから熱を効率的にアルコールに伝わるよう銅板を使っています。火力を強めるには大量のアルコールを蒸発させるのが肝。真ん中の筒状の物が銅板です。

                                           

                                           自分で作って気がついた事。

                                           

                                          (1)燃料を入れて直ぐに点火すると爆発燃焼が起こる。

                                           燃料を入れた直後は空気とアルコールが適度に混合し。点火すると爆発燃焼します。特に、燃料が少ないと混合ガスの量も多く、結構強い爆発燃焼になります。この爆発の衝撃でアルコールが周囲に巻き散らかすことになるので危険です。これを避けるには燃料を入れてからしばらく放って置いて、アルコール濃度を高め爆発限界濃度以上にしてから点火するとマイルドな着火になります。

                                           ちなみに、市販品のアルコールストーブでは真ん中の筒状の物が本体と密着しているので不良品以外では爆発燃焼はまずありません。入れる燃料が少ないと側室まで繋がってしまうので爆発燃焼はあるかもしれません(私は未経験)。

                                           

                                          (2)プレヒートが必要

                                           点火してからしばらくは温度が低いためチョロチョロとしか燃えません。本格的な燃焼になるまで2〜3分かかります。アルコールを加熱するプレヒートが必要だと思います。これを改善する目的で銅板を使って見たのですが、効果無しだったようです。

                                           

                                          (3)最後にも弱い爆発燃焼

                                           アルコールストーブ内の燃料が尽き掛ける寸前、何故かボンと弱い爆発燃焼が起きます。これで炎が消えるので燃焼が終わったことが判ります。燃料のアルコールが無くなっているので燃料が飛び散ることはなく危険は全くありません。

                                           

                                           このアルコールストーブ、五徳がないとお湯を沸かせないですね。そこでステンレス線をスポット溶接して専用の五徳を作って見ました。

                                           2枚目の写真は作った五徳を使っている様子。写真のように結構大きな炎が見えるのが判ると思います。500ml の水が沸騰するまでの時間は点火から約9分でした。火力がありそうに見えても結構時間がかかるようです。この五徳、風が当たると炎が逃げるので効率が悪いようです。そこで五徳の周りにステンレス帯を巻きつけて見ました。

                                            3枚目の写真が風防を付けた五徳の様子。この五徳だと風のある外でも使えますね。お湯が沸く時間、測っていません。あまり違いが無いような気がします。

                                           

                                           今回のアルコールストーブ、簡単に作れるので興味があれば試して見てください。でも、1枚目の写真のようなアルコールストーブは火力調整ができません(工夫が必要)。また、燃料を入れたら使い切りで途中で消して残ったアルコールの処分に困ります(これ一番の難点)。そんな訳で、実際のキャンプなどで使うのが目的なら自作するより市販品を購入した方が良いと思います。

                                           

                                           4枚目の写真は私が使っている市販品のアルコールストーブです。五徳が付いて千円台で購入。火力調整用の蓋が付いています。途中で消し、燃料アルコールが残っていても保管用の蓋もあるので燃料を入れたまま保存、移動ができます(こぼれない)。

                                           

                                          以上

                                           

                                          P.S.

                                           市販の燃料アルコールはメタノールを主成分としてエタノールやイソプロパノールの混合物らしいです。私は昔からメタノールを使っています(安いから)。市販の燃料アルコールは 500ml で300〜400円程します。でも薄め液や筆洗浄用のメタノールだと 500ml で100円程度。メタノールだけだと炭素が少ないので熱量が少ないかもしれませんが、気になる程ではありません(と言うか違いが判らない)。難点は炎が見えない事。日中だと燃えているのか見た目には全く判りません(燃料アルコールだと何となく炎が見えますが)。

                                           メタノール(目散る)は神経毒なので取り扱いには注意が必要です。市販の燃料アルコール、主成分はメタノールなので取り扱いは同じ。しぇば、何でエタノールやイソプロパノールが入っているのか?

                                           

                                           

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