イソプロピルアルコール はランタンに使える!
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     新型コロナウイルス対策で消毒用アルコールの代わりにイソプロピルアルコール(装置のクリーニング用に水30%を混ぜて)を使っています。アルコールストーブに使う燃料用アルコールにイソプロピルアルコールが入っているタイプも市販されています。そこで99%のイソプロピルアルコールをアルコールストーブに使えるだろうかと試して見ました。

     

    ● アルコールストーブにイソプロピルアルコールを使うのは絶対にやめましょう!

     

     アルコールストーブに燃料としてイソプロピルアルコールを入れ、点火したら。ヤバイです 30cm 以上の炎が上がりビックリしました。炎の色もオレンジで不完全燃焼ぽい感じ。酸素が足りない感じでケトルの底にススが付きます。同じアルコールでも全然違いますね。

     

    ● イソプロピルアルコールを燃やすとオレンジ色の炎

     

     メタノールやエタノールを燃やすと青い炎で明るい訳ではありません。これに対しイソプロピルアルコールを燃やすとオレンジ色の炎でロウソクの様です。これなら灯油ランプの灯油の代わりにイソプロピルアルコールが使えるんじゃ無いかと。実は油の燃料性に関する指標として煙点(mm)と呼ばれる値があります。単純に「煙を発生させない炎の高さ」を意味する値です。灯油だと 23mm 位で灯油ランプの炎が 23mm 以上になると黒煙が上がります。なので灯油ランプ光を強くしようとしても炎の高さを 23mm 以上にはできない(煙が出ても良いなら長くできますが)のです。

     

    ● イソプロピルアルコールを燃やしても.....

     

     灯油ランプだと煙の問題で 23mm 以上の炎にできないのですが。イソプロピルアルコールだと少なくても見た目では 300mm 以上になっても煙は出ません。オレンジ色で明るい光が 300mm 以上の炎から発せられる。イソプロピルアルコールは灯油ランプの燃料に使えそうな気がします。

     

    ● アルコールランプ!

     

     灯油ランプ(ハリケーンランプ)は灯油を燃料とするよう設計されているので怖くて使えませんが。理科の実験で使うアルコールランプなら問題無いだろうと。試して見ました、結果が次の写真です。

     

     

     この写真はアルコールランプ(コーヒーサイホン用)にイソプロピルアルコールを入れて燃やした時の様子。炎の高さが 100mm 以上ありますが煙は見えません。少なくても灯油ランプの様なモウモウとした黒煙は見えません。結構明るいです。

     

    ● 燃料用アルコールを混ぜて調整

     

     アルコールランプにイソプロピルアルコールだけを入れると結構炎が大きく直ぐに燃料が無くなってしまいます(燃費が悪い)。そこで燃料用アルコール(メチルアルコール)を混ぜて調整して見ました。

     

     

     この写真はイソプロピルアルコールとメタノールを 2:1 の割合で混ぜた時の様子。写真だと分かりにくいのですが、芯に近い部分がメタノールの時の様に青く透明な燃焼で、炎の上の方がオレンジ色の燃焼。私の主観では写真の様なイソプロピルアルコールとメタノールを 2:1 の割合で混ぜた物が良いのではと思います。

     

    ● 実際に使うかどうか?

     

     アルコールランプの燃料にイソプロピルアルコールが使えることが分かりました。それも結構明るいランプになります。でも実際にキャンプで使うかどうか。わざわざキャンプにイソプロピルアルコールを持っていくのかは疑問。でも災害時に消毒用イソプロピルアルコールがあればランプに使えるので重宝するかも。

     

     と書いたのですが、災害時の場面を想定すると天ぷら油とかツナ缶でランプを作った方が...... やっぱりイソプロピルアルコールは使わないな〜

     

    以上、参考にならないブログでした。

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