ネジグリッパー(Screw Gripper)
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     ケースを組み立てるときネジを使っているのですが、ステンレス製なので磁石に着かず狭い場所に使うとき困っています。なのでドライバービットにネジをグリップさせるネジグリッパーが欲しいと思っていました。

     Amazon で探したらネジグリッパーがありました。使い方は動画のWera Screw Grabbers - YouTubeWera 6 Piece VDE Screwdriver Set with 2 Free Screw Grippers ...を見ると、私が何が欲しかったのが分かると思います。

     

     このネジグリッパー、値段は¥690-なので結構しますね。形状を見たら、この程度なら3Dプリンターで作れそうな気がしてきました。で、作って見ることに。

     

    ● 強度は

     

     ネジグリッパーを3Dプリンターで作るにしても強度が心配です。特にグリップする部分はバネ構造なので何回か使うと壊れそうな気がします。3Dプリンターによる造形品は強度が必要な部分に使えない事が多いと言うのも分かっています。今回はネジグリッパーが便利な道具なのか、それを知るためなので壊れてもしょうが無いと思うことにします。

     

    ● グリップ数

     

     動画のネジグリッパーはネジを2点で支えているので横方向に外れる場合があります。それにネジ止めするときも板に垂直に刺さらず苦労しているのが伺えます。グリップの数は2箇所ではなく3〜4箇所の方が良いと思います。

     

    ● 作って見る

     

     実際に設計し、印刷中のネジグリッパーが下の画像の物です。

     

     3Dプリンターで作ったのは六角軸のドライバー専用になります。青色部分の3本の爪で三方向からドライバーの六角軸をおさえて固定します。残り三本の爪は上のキャップ(オレンジ色のグリップ)をはめるための爪になります。ネジはキャップを見て分かるよう四方向から抑えているのでグラグラすることは無いと思います。

     

    ● 完成したネジグリッパー

     

     上記写真が3Dプリンターで作ったネジグリッパーになります(造形時間約1時間)。実際に使って見ても問題なく使えるようです。ネジは四方向からグリップされるので板に押し付けても曲がらずネジを打つ(締める)ことができました。一発で成功するのは久しぶり、なかなか気持ちがいいです。

     

     問題点があるとすれば、やはり強度だと思います。これは壊れたら造形し直すと言うことに。それとネジの取付も若干違和感があります。鍋ネジだと丸いので上手く取付できるのですが皿ネジだと引っ掛かってしまいます。先端の形状を皿ネジが入り易いよう変更した方が良さそうです。今回作ったネジグリッパーは鍋ネジを抜くときにも使える事が確認できています(これは便利)。

     

     当初、狭い場所で使うことを想定したのですが写真を見て分かるよう結構大きくなってしまいました。残念ながら今回は確認だけで実際の使用には不適な結果でした。多分、Amazon で売っているネジグリッパーも同程度の大きさだと思うので、購入は見送りですね。

     

    以上

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