CNC フライス盤(PSF240-CNC)が故障!
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     あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

     

    で、正月元旦、金属パーツを作ろうかと CNC フライス盤を使っていたところ、何故か急に停止。動かなくなってしまいました。正月だと言うのに縁起が..... 修理してもらうとなると正月開けに送ることになるし、フライス盤本体の重さも30Kg以上あり、どうやって送れば良いのか? 一ヶ月以上使えなくなるのでは?

     

     一番良いのは自前で修理する事。不具合の箇所を特定し必要なパーツを送ってもらえば何とかなるのでは。そんな訳で原因を探す事にしました。

     

     ドライブユニットを開けて回路の信号を追ってみたところ LineDriver の 74LVC541 の出力がハイインピーダンスになっていす。LineDriver を制御している線を追うと一つはチャージポンプ、もう一つは主軸コントローラからのFAULT信号を受けるフォトカップラーに接続されていました。主軸コントローラからのFAULT信号がONになったため LineDriver がコンピュータからの信号をキャンセルしているようです。電圧を測ったらONともOFFとも言えない 1.2V でした。フォトカップラー内部のLEDはたぶん赤色LEDだと思います。 1.2V だとONになってしまいますね。これで制御不能になってしまったようです。でもフライス盤本体のFAULT表示(黄色LED)は点灯していません。

     

     制御出来なくなった原因はドライブユニットではなく主軸コントローラらしいということが判ったので、フライス盤の方を開き主軸コントローラ回路を見てみました。フライス盤本体のFAULT表示(黄色LED)は付いているのですが、内部で何も接続されておらずコネクターが浮いています(異常が起こっても点灯するはずがありません)。黄色LEDが本来接続される部分にはドライブユニットからのケーブルが接続されていました。機器異常の信号はこの黄色LED用の端子を利用しているようです。ドライブユニットからのケーブルを取外し黄色LEDのコネクタを接続してみました。黄色LEDは点灯しません。この端子の電圧は 1.2V で黄色LEDの順方向電圧は 1.4V 以上なので点灯するはずがありません(弱く点灯しているかも知れませんが!)。

     

     主軸コントローラーからドライブユニットへのFAULT信号線を切った状態(電圧ゼロなのでフォトカップラーはOFF)で正常と誤認させて CNC フライス盤を制御してみたら、普通に動く様になりました。主軸側の機器異常が検知できなくなったのが少々不安ですが。

     

     とりあえず、主軸コントローラー回路でFAULT信号がONともOFFとも言えない 1.2V なのが故障の原因である事が判りました。ドライブユニットから主軸コントローラーのFAULT信号を切り離す事でフライス盤は使える状態になっています。メーカーに連絡し、今後の対応を考えなければと思っています。まあ、不安は有るが使える状態になったので気持ちとしては安心しています。

     

    以上、正月早々のゴタゴタでした

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