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リチュウムイオンバッテリーの改良版過放電防止回路
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     昨日はリチュウムイオンバッテリーを一本使った電池ボックスを紹介しました。過放電防止回路無しの電池ボックスだったので、今日はリチュウムイオンバッテリー(18650)一本用の過放電防止回路を紹介します。ついでに 18650 二本直列用の改良版も紹介します。

     

     まずリチュウムイオンバッテリー 18650 二本直列用の改良版過放電防止回路を紹介します(左回路図上)。以前は定電圧ダイオード RD5.1 と普通のダイオードを組み合わせて放電停止電圧を設定していました。定電圧ダイオード RD5.1 だけでもセル当り 2.5V 以上を確保できそうなので普通のダイオードの使用を止めています。それからパイロットランプ用の LED が明るすぎるので電流制限抵抗を 1KΩ から 2KΩ に変更しています。ここいら辺は好きな様にして下さい。

     

     次はリチュウムイオンバッテリー 18650 一本用の過放電防止回路を紹介します(左回路図下)。二本直列用との違いは放電停止電圧の設定部だけです。ここにはシャントレギュレータの TL431 を使っています。Ref端子とカソード端子を接続すると 2.5V の定電圧ダイオードとして動作する特性を利用しています(単に 2.5V 定電圧ダイオードの在庫が無かっただけです)。この 2.5V にトランジスタの Vbe (0.6V) を加えた 3.1V が放電停止電圧としています。実際にはトランジスタの hfe が大きいので実測値 2.97V が放電停止電圧になりました。心配だったのは MOS FET のゲート電圧が -3V 程度の点です。ゲート電圧が低いので大きな電流が流せるだろうか心配でしたが 1A は余裕だったので実用上は問題無いと思います。大電流を流すモーターや大容量のコンデンサー負荷が有る場合には上手く動作しない可能性があります。どうしても使いたい場合には MOS FET のドレインとソースの間にプッシュスイッチ(N.O.)を追加し、起動時だけ押す様にして下さい。

     

     ちなみに、リチュウムイオンバッテリー 18650 一本用の場合には保護回路付きの充電モジュールが ¥200 程度で売っているので、わざわざ自分で作る必要は無いと思います。「じゃあ何で無駄な回路を紹介するの?」と思うかもしれませんね。趣味人はこんなバカな事をやって悦に入るんです!

     

    以上、参考にならないかも.......

    | 電子工作 | 10:56 | comments(3) | - |
    コメント
    過放電防止回路で検索して貴サイトに辿り着きました

    早速作ろうと思いましたが、少々FET、Trが古いのかな
    ネットで検索するもヒットしません
    申し訳ありませんが、代替品のFET,Trを
    教えていただけませんでしょうか
    勝手なおねがいで、すみませんが宜しくお願いします。
    | スズキ | 2020/04/11 10:23 AM |
     使用している FET や Tr はあまり深く考える必要はありません。 2SJ377 ならたいていの P 型 MOS FET が使えますし、 Tr はたまたま手に取ったのが2SC2120 だったというだけで、2SC1815 のような汎用の NPN 型トランジスターが使えます。
    | 管理者 | 2020/04/11 10:35 AM |
    ありがとうございました
    頑張ってみます
    | スズキ | 2020/04/12 10:33 AM |
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